イエスは間もなく来られる
「わたしは間もなく来る」とは、イエスご自身が使徒ヨハネに語った言葉である(黙示録22:12-13)。ヤコブとペテロが述べているように(ヤコブ5:8、1ペテロ4:7)、これはイエスの地上への再臨が間近に迫っていることを示しているようだ。
それからおよそ2000年経った今、イエスは戻ってこない......何が起こっているのか?
主にとって、一日は千年のようであり、千年は一日のようです」(ペテロ第二3:8)。このように考えて、簡単に計算してみると、教会はイエスの再臨を2日ほど待っていることになる。ここで言いたいのは、私たちの「すぐ」という概念と神の「すぐ」という概念は違うということだ。
イエスが間もなく来られることを、私たちはどうやって知ることができるのだろうか?私たちは、いくつかの預言を調べ、すでに起こったこと、現在起こっていること、これから起ころうとしていることを見ることができる。終末の日に関する預言は数多くあり、101の終末預言があると言われることもある[1]。以下は、終末の時が近づいていることを示すいくつかの預言である:
1. イスラエルの国が回復される(ルカ21:24-33、エゼキエル37:21-22、38:8)。
1948年5月14日、イスラエルは回復し、他の国々から国家として承認された[2]。
2.国々はイスラエルに敵対する(ルカ21:20-24)。
イスラエルが復活して以来、周辺諸国は少なくとも5回、戦争とも言える規模でイスラエルを攻撃した。他にも小競り合いや紛争があった[3]。
3.福音はすべての国民に宣べ伝えられる(マタイ24:14、マルコ13:10、黙示録14:6-7)。
ジョシュア・プロジェクトと呼ばれるミニストリーは、未伝道の国や人々を追跡することに力を入れている。現在、17,440の人びとのグループのうち、イスラムのグループではなく、ノー・エクスポージャーとされるグループが2,285ある。しかし、それらのグループのほとんどは、イエスが地上を去って以来、何らかの形で福音に触れたことがあると思われる[4]。完全に接触していないグループは、世界に100ほどしかないと推定されている。[5].
4.戦争、疫病、地震の増加(マルコ13:7-8、マタイ24:6-8)。
1900年以降、世界で発生した自然災害の数は増加している [6] 。また、最近では戦争や感染症の数も増加している [7,8] 。
5.イスラエル人は、最後までイエスに対して盲目のままであった(ローマ11:25-26、ルカ13:34-35)。
ますます多くのイスラエル人がイエスをメシアとして仰いでいる。One for Israelのような組織は、最近イスラエル人にイエスについて証ししている [9] 。
6.人々は真理を守らない(2ペテロ3:3-8、マタイ7:22-23)。
何が真実で何が真実でないかを決める人々、フェイクニュース、聖句に示された真理に対する一般的な無視は、すべて今日の世界に蔓延している [10] 。
7.偽りの教師と預言者の増加(マタイ24:24、2テモテ4:3-4)。
ますます多くの人々が、イエスとイエスが成してくださったことに焦点を当てないことを教えている。さらに、多くの人々がしるしと不思議に焦点を当て、神が誰であるか、聖霊の働きに焦点を当てていない。今日、多くの教会が悪い教えと実践をしている。
これらの預言のほとんどが進行中であるか、成就しているので、イエスはすぐに戻って来られるように思われる。しかし、その日や時を知る者はいない(マタイ24:36)。私たち教会は、福音を聞いていない人々に福音を伝えることによって、このことを促進するような生き方をしているだろうか?その日を待ち望み、喜んでいるだろうか。
イエスはすぐに戻って来られる!
参考文献
[1]https://christianvideowarehouse.com/shop/packages/101-booklet-combo-10-pack-paperback/
[2]https://www.britannica.com/place/Israel/Establishment-of-Israel
[3]https://www.bbc.com/news/world-middle-east-29123668
[6]https://ourworldindata.org/grapher/number-of-natural-disaster-events
[7]https://ourworldindata.org/war-and-peace
[8]https://www.scientificamerican.com/article/global-infections-by-the-numbers/