聖職と召命

聖職と召命は本質的に結びついており、以下のセクションではそれぞれの性質について説明する。

呼び出し

人の召命とは、その人が地上に神の王国を築く期間中、具体的にどのように奉仕に参加するかということである。召命は人それぞれ異なるものであり、同じような役割を担っていても、他の人の召命の遂行方法を真似すべきということではない(1コリント1:26-27、ローマ12:4、エペソ4:1-3)。あなたの人生における神の召命を決めるとき、考慮すべきことがいくつかある:

  • 知恵を働かせる:これには、過去と現在、そして未来を考えることが必要だ。神が過去にあなたをどのような方向に導いてきたか、神が今あなたをどのような方向に導いておられるか、神が将来あなたに何をするように告げておられるとあなたは信じているか(箴言3:5-6、14:8,15、ヤコブ1:5)。

  • 聖霊に植え付けられた願望、スキル、才能を吟味する: 

    • 願望:これは、あなたが奉仕することや楽しむことに対して、どのような憧れや願望を持っているかを考えることである。貧しい人を助けたい、外国に行って福音を伝えたい、人々を助けるものを作りたい、子供たちと働くのが好き、などである(エゼキエル36:26、詩篇37:4)。

    • 技能:美術、数学/科学、手仕事(出エジプト記35:30-33、使徒16:14)など。

    • ギフティング:あなたが働く聖霊の賜物(第1コリント12:11、エペソ4:11-13)

  • あなたの人生に対する神の召命を助けないものは何であれ後回しにして、その召命に沿ったもの、あるいは有益なものだけに集中しなさい。それ以外のことは邪魔になるだけだ(ピリピ3:7-14、箴言4:25-27)。 

ミニストリーとは、誰か、あるいはあるグループの人々の世話をし、支え、建て上げる行為である。すべての人は、自分の召命と結びついた、神から与えられたミニストリーを持っている。最終的に、神に栄光を帰すミニストリーはただ一つ、聖霊のミニストリーだけです(ヨハネ16:13、ピリピ3:3、マタイ7:21-23)。ミニストリーには、仕事、学校、レクリエーション活動など、人生のあらゆる分野が含まれる(1コリント10:31、コロサイ3:23)。ミニストリーの要約は、すべての人を愛し、仕える者となることであり、聖霊と協力してこれを行うことである(ピリピ2、3:3、マタイ20:26、2コリント5:20)。